宮崎あおいさん主演のNHK大河ドラマ「篤姫」を観ています。四回目です

NHKオンデマンドで、宮崎あおいさん主演の大河ドラマ「篤姫」を観ています。

もう、4回目くらいです。

篤姫演じる宮崎あおいさん

見どころは、実物の篤姫らしく、一本筋が通った女性、真っ直ぐなご気性を持った女性を演じられているところです。

もう一つの見どころは、姫さまという事で、島津の分家から本家へ養子に入り、その後は徳川家の御台所へとなっていくので、特に島津本家の養女になって以降はその美しい衣装が観ていてなんとも素晴らしいです。

私が仮に江戸時代に生きていたとしても、御台所、お年寄りなどのあのような美しい衣装を見る事はできなかったでしょう。

そして、江戸末期の将軍や御台所の様子についてもよくわかりました。

これだけ身近に将軍や御台所について表しているドラマはないのではないかと思います。

大奥という閉じられた世界、表からでは決して様子のうかがい知る事のできない世界が、間近にありありと垣間見らことができて、その点でも面白いドラマだと思います。

何よりも宮崎あおいさん演じる篤姫の魅力に心動かされます。

宮崎あおいさんの他の映画も拝見しましたが、本当に性格の違う映画の登場人物の役を、これほどうまく演じることができるのは凄いことだと思います。

大河ドラマで「江(ごう)姫たちの戦国」というものも観ましたが、こちらは織田信長が活躍している時から江戸幕府開府までのドラマです。

江(ごう) 姫たちの戦国

参照「ウィキペディア 江〜姫たちの戦国〜」

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/江〜姫たちの戦国〜

ですので、江戸幕府の最初と最後を二つの大河ドラマを通して見ることができました。

普通なら260年生きてなければ見る事のできないことです。

それを見ることができて、感じるものがありました。

一つは、江戸幕府を唯一の将軍家にするために、参勤交代などをさせお金を使わせることで、他の大名の力を弱くしたこと、そして鎖国によって海外の知識を一切受け入れさせなかったこと、結果その甲斐あって徳川幕府は260年もの間、さしたる脅威もなく将軍家として君臨し続けることができたのですが、そのために黒船が来航して外国の脅威の前に晒された時には、諸大名には力がなく、将軍家もライバルが存在しなかったために、弱体化してしていました。

大きなつけが最後に待っていたのです。アメリカをはじめとする、イギリスやフランスなどは、他の国と切磋琢磨して、アメリカでは国内で南北戦争などもあり、常に危機への備えを怠りませんでした。少しでも他国より優れた武器を作り外国の脅威から身を守ることを考え続け、海外の国と少しでも有利に交易して栄えようとしていました。

日本があまり栄えていない国ならば、諸外国も放って置いたかもしれませんが、良くも悪くも、今まで鎖国をして、諸大名の力を衰えさせていて、国の軍備にお金をかけることがなかったため、その分を経済に回すことができて、江戸は世界の都市でも三本指に入るほど栄えたのだそうです。

それを黙って、積極的に交易をして利益を出そうとしていた諸外国が見逃すはずはありませんでした。しかも、軍備が貧弱なのですから、これに目をつけないはずがありません。

今も昔も、麻薬などの違法な手段を除けば(その違法な手段を使ってアヘンで金儲けをしたイギリスなどもありましたが)武器の売買ほど、お金になる商売は今も昔もありません。

私が思うに、軍備にあまりお金をかけてこず、国を守るという意識にも欠けていたため、ろくな武器ももってなかった日本ほど、美味しい市場はなかったに違いありません。

しかも日本の地方の方は貧しかったのですが、特に江戸や大阪などは栄えていて、将軍家は300万石でお金もあるのですからなおさらです。

そのつけを払うために徳川家へ嫁いだ篤姫や小松帯刀(小松帯刀)や西郷吉之助たちは奔走することになります。

江戸幕府が始まる時にも、江(ごう)姫やその姉妹である茶々様、お初様は江戸幕府を作るために散々犠牲を払いました。

最後に、260年の太平の世になれ切ってしまって、その間、危機管理能力を衰えさせてしまった当時の日本は、私からすると現代の日本の姿と重なるものがあります。

現代の日本で、鎖国の代わりになっているものは、アメリカの庇護です。アメリカが日本の盾となり、槍となってくれたおかげで、やはり江戸時代と同じく、太平の世になれ切ってしまって、諸外国の脅威に対しての危機管理能力が衰えているように思います。

黒船来航のような事は、形を変えて現代の日本にも十分に起こり得る事だと思います。

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